かくれが

とあるスマオタの備忘録

最近観た映画とか舞台とか

地図ファンミのあと、ときが止まっていた。実際はめっちゃ忙しくしてたんですが。人生の荒波に揉まれていた。引っ越しもした。身体も壊した(快復しています)。落ち着いてみたら、すべてに対してモチベーションが低く、まあたぶん夏バテなんですが、景気づけにブログでも書いてみようと思う。この半年に観たものいろいろ。もはや最近でもない。

映画「トラさん」

監督の作品がもともと好きで、その方が北山くんの映画撮ってくれるの、わたし恵まれたオタクである。これ、変わった映画だけど、ハマるひとにはハマる良作だと思うので、来る日も来る日も宣伝に明け暮れてた北山くんの頑張りが、ちゃんとお役に立ってるといいのになあ。着ぐるみとか馬鹿にしてんのか! って思うような人は観なくていい話だったので、着ぐるみにはフィルタリングの意味があるのだな。北山くんはちったいが、猫としては大きいな! 普通に飯食って生きてるっぽさがあるのが、俳優としての北山くんの魅力だと思うので、人間のすーちゃんのほうが見応えあったかなあ。いや、死んでるけどすーちゃん。

舞台「仮面ライダー斬月 -鎧武外伝- 」

こういう試みあってもいいのになーって、特撮のオタクで舞台を観るオタク、わりとみんな思ってたと思うんだけど、2.5舞台とヒーローショーのいいとこどりに仕上がっていて、ぜひとも鎧武以外でも続いてってほしい……。鎧武世界の正史の流れの時間軸にありつつも、初期平成ライダー劇場版のような、本編の要素を別軸で再構築したようなストーリーにもなってて、わたしはとても好き。あとやっぱ主任はキャラとしてつええな! 出鼻に「わたしだ」って電話に出ただけで、ちょっと笑ってしまった。
そして萩谷くん。わたしが萩谷くんを見つけたのは、2013年のキスマイツアーバック。未だに、なんで好きになったのか、よくわからないが、踊る姿が好きなのだと思う。上手だとも、個性的だとも思わないが、とにかく好きだ。なんやかんやあって、ジャニオタではいられなくなったわたしの最後の男と決め、なのに萩谷くんも辞めちゃって、もう2度と会えないんだと腹をくくりもしたが、突然の舞台出演告知。斬月の初日は萩谷くんとの2079日目だった。思えば遠くへ来たもんだ……。斬月の萩谷くんは、わたしの知らない、いろんなことができる役者さんで、わたしの知ってるダンスをする萩谷くんだった。やっぱり大好きだなあ。斬月のおかげで成仏したので、今後は主に茶の間で、ときどき現場で、ゆったりと応援して、日々を刻んでいけたらと思う。

舞台「ハムレット

今年ハムレットいっぱいあるけど、5月のシアターコクーンのやつ。岡田将生のやつ。いやこれ忙しくなかったら、あと3回くらい観たかった。今年のマイベストでは。わたしはハムレットというか、シェイクスピア作品をだいたい、よくわかんねえな!と、思ってしまうんだけど、これすごくわかりやすく解釈を見せてくれる演出だった。ハムレット王子が狂気に陥る様をめちゃくちゃ丁寧に見せるんだけど、とにかくきれいな容姿のおかだまがおかしくなってくのほんと最高……。こないだWOWOWで放送されたので、映像も観たい。録画しっぱなし。

Kis-My-Ft2 2019 LIVE TOUR FREE HUGS!

東京ドームと西武ドーム。今年も西武ドーム来てくれてありがとう! 楽しかったという思い以外の記憶が、引っ越しのどたばたまっさかりで、ちょっと薄れてしまったので、早く円盤リリースしてほしい。記憶を補完させて!

NACSYMPHONY 2019「COLOR~彩り続けた楽曲たちの調べ」

これもどたばた時期に行ったので、具体的な記憶は薄いのだが、わたし意外とTEAM NACSという劇団がめっちゃ好きなんだなと思いました……。ライトファンだけど、それなりに思い入れはある。

舞台「LOOSER 2019」

しんふぉにとこれで、懐古するほどの過去もないにわかなのに、懐古厨ごっこがはかどりすぎた。演出が脚本に対してすごく丁寧で誠実で、なるほどこういう話だったんかー!という新鮮な感動あった。元作品は、演出の派手さエモさに溺れてしまう。そこがNACS(というか森崎演出)の良さなんだけど、それに隠れて脚本の持ち味がわからないのももったいないもんね。

映画「凪待ち」

慎吾と音尾くんが揃ってる現場が嬉しくて、せっせと舞台挨拶に出かけてしまった。スマオタのわたしも、NACSファンのわたしも、かわいい末っ子ちゃん♡と思っているのだが、お互いがお互いに、いやおっさんやで!?と、ツッコんでた感ある。白石監督の映画は、いつも思わぬところで心に刺さる。これは、エンドロールが刺さりました。

映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」

わたしこれ試写会を必死で当てて観て、オチがくっっっそダサ!2019年にこのダサいオチやろうと思ったのなんで!?と、思ったものの、そこ以外は、「わたしの冒険の書ではないが、誰かともだちの冒険の書」くらいの距離感が、とても良かったので、世の中があんなに怒って炎上してるのわけがわからない。妹いないのは、予算だよね……悲しいね……。妹だけでなく、全体的に、日本でこういった3DCGアニメ作るの大変なんだなというのがにじみ出ていたのが、なんかつらかったな。

ミュージカル「ドン・ジュアン

藤ヶ谷くんで宝塚の演目やるとか、オタクの妄想かと思った。現実だった。オタクの妄想3Dすごかった。宝塚風の立ち姿だとか、流し目みたいな目線残したお芝居だとか、そんながやちゃん最高に決まってんじゃん?最高だったよ!まだまだのびしろ感じるので、年に1回くらいのペースで、三十代の藤ヶ谷くんのライフワークにしてくれないだろうか……。