かくれが

とあるスマオタの備忘録

2020年の現場

とうとう、年末の現場まとめから、現場まとめまで、なにも書かなかった……。が、下書きに放り込んだ記事はいっぱいある。世に放つ気力がなかった。ずっとしょんぼりしたまま過ごしていた気がする。

  • 1月:劇団EXILE「勇者のために鐘は鳴る」
  • 2月:劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『 偽義経冥界歌』 / 舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」 / グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~ 公開御礼舞台挨拶
  • 3月:『○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』月side / 『ミュージカル「ボディガード」日本キャスト版』
  • 4月:
  • 5月:
  • 6月:Smile Up ! Project 「Johnny's World Happy LIVE with YOU」DAY4
  • 7月:PARCO劇場 オープニング・シリーズ 「大地 (Social Distancing Version)」 / 舞台「ボーイズ・イン・ザ・バンド」渋谷
  • 8月:舞台「ボーイズ・イン・ザ・バンド」中野凱旋 / 戸次重幸のオンライン大宴会
  • 9月:CUE ONLINE JAM-BOREE
  • 10月:Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2020 To-y2 / 『舞台版 誰ガ為のアルケミスト』~宛名ノナイ光~
  • 11月:ホテルローヤル舞台挨拶中継 / 水曜どうでしょうDVD&Blu-ray『ザ・ベスト(偶数)』副音声”のぞき見”公開中継! / NAKAMA to MEETING_vol.1.5
  • 12月:林家たま平独演会 / 舞台『No.9 不滅の戦慄』 / #ジョビジョバ コントライブ One Night Monkeys Vol.1 / ThankCUE FANMEETING 2020 ONLINE X'MAS

そもそも現地に客を入れない配信しかない公演は入れた(グレー文字)。それでもなかなかに少ない。あまりでかける気はしないし、現地なら観たくても、配信となるとまあいいやみたいにもなるし。なんか抜けてるような気もしてるが、見つけたらあとで追記する……。

内容よりなにより、こういう話を書き残しておくべきなんだろうなあというのを、順を追ってちょこちょこと。1月2月の舞台、わたしはどれも初日に入ってるんですが、劇団EXILEは後半日程でお見送りのハイタッチがなくなり、偽義経とぶたきんは、予定されていた日程を終えられなかった。このころ、ドーム規模の公演ですら立て続けに直前に中止されて、手元のチケットのすべてが不安に。グッドバイ舞台挨拶で、登場するなり客席見渡して「マスクないってあんなに言われてますが、あるもんですね!?」って言った大泉さんがめちゃくちゃ印象に残っている。マスク、なかったね……。おそらく、あのころはまだ奇妙な光景だっただろうなあ、マスクの人の群れ。

3月になって、どこの公演も、あったりなかったりで、末路は、持っていたチケットの公演日は、いったん振り替えののち、中止に。中止公演チケット当選者向けに、当日券電話予約があって、なんとか確保。横尾千賀・宮田二階堂の2ルートある舞台だったんですが、そもそも横千しか持ってなかったので、横千公演を観劇して、その日が結果的に横千の最終公演になってしまった。その傍ら、ボディガードは4月の東京公演しか持っておらず、これは実施されないかもしれないと、3月の大阪初日をおさえるも、初日が逃げる逃げる。都合4公演取ったんだっけな、初日を。当日未明に中止告知出た公演が、精神的になかなかきつかった。なんともやるせない気持ちのまま、パックでとってた新幹線の払い戻し手続きをして、対応が親切で余計に悲しくなったりした。そうやってなんとかたどり着いたボディガード、初日から5公演だけ上演されて終わってしまった。このときの大阪行きが、今年最後にして唯一の遠出。というか、このあとすぐ4月に緊急事態宣言が出たので、3ヶ月ちょっとをまじで半径1キロで暮らすことになる。

緊急事態宣言下で、わたしの支えだったのは、キスマイだった。無料配信なので、リストに入れなかったんですけど、キスマイWEBFESが本当に楽しくて。avexの公式YouTubeチャンネルでアップされた、これまでのライブ映像のパフォーマンスをまとめた動画で、FINALなんて前年のライブを、本編フル(アンコール前までなので、フルというと足りない感じにもなるがw)で観られる。


【期間限定】🎤Kis-My-Ft2 WEB FES🎤 / 🏁 FINAL 🏁

このリアルタイムの体感、一生忘れない現場になると思う。観たことあるのにな、全部w でも、本当に本当に楽しかったし、まさしく現場だった。わたしにとって、アイドルというのは、一緒に生きてくれる人たちだし、だからわたしにはもうキスマイしかいないという思いが強くなったが、それはまた別の話として下書きに入っている。

さて、どうにか外出できるようになったのは7月。舞台クラスターも発生していたが、わたしの再開一発目は、パルコ劇場だったので、まあまあ安心感があった。あのときのパルコの対策は、いま振り返ってもしっかりしてたので、これから再開で良かったと思う。チケットは、全払い戻しからの、半席で再発売。かつ、配信が多数あった。わたしは現地観に行ったあと、一度配信を観たけど、どうしたって現地がいいんだよなあ。具体的な数字は公表されてない(と思う)けど、状況証拠的にそんなに売れてないと思われる配信チケット。この座組って、もちろん飛ぶようにチケット売れるやつなんですけど、配信の限界をすごい感じた。それでも配信してくれたの、観られなくなった客席に対する、パルコの誠意だよなあ、とわたしは受け止めた。

次のBIBもまた渋谷。渋谷は、やっぱまだ空いてるなあとは思ったけど、劇場以外どこにも行かず、乗り換えも最小限にして、ただ家と往復してた。BIBはわたしの今年の山場になるはずだったけど、さすがに減らした、というか減った。渋谷自体の混雑回避に土日を(初日以外)避けて、マチソワ間に食事しなくていいように1日1公演にしたら、さして入れない。なんでこんなに休みの日ばっかなんだよ、ってオリンピックかーアハハハハハ!みたいな、わりとやけっぱちな気持ちになったな……。地方公演もすべて控え、8月の中野凱旋でまた少し。中野では、微熱があったのでチケットを払い戻した日がある。

BIBに全振りしてたのもあって、そのあとなにかを観る気力がぜんぜんなくなってしまった。気を使って東京行って観たいものある?という。いや、観たいは観たいんだけど、それにまつわる諸々を乗り越える元気が本当にない。元気をチャージする現場もない。乗り越えられるくらい観たかったNo.9のチケットを取った勢いで、12月はちょろっと現場行けて、そこそこチャージできて今年が終わる。5月の公演が12月に振り替えられるのも、なかなかない経験だったなあ(林家たま平独演会)。配信ものもなるべく頑張ったけど、こんなもんだったな。配信の感想が全部「現場に行きたい」になってしまう。だめすぎる。

結果、とにかくしょんぼりしてたなという印象。3月にすごい必死で現場にかじりついたし、かじりついてよかったと思うけど、もうできない……。払い戻したチケットの枚数と総額はちゃんと計算していない。チケットってだいたいカードで支払ってるのに、返金手続きすると現金で手元に帰ってくるので、もうぜんぜんお金の出入りがわからなくなった春から夏。まあ、ずっと家にいるので、わかんなくてもそんなに困らないんですけど……。そもそも、去年、このままゆるっと茶の間のオタクになれるんではないかと思ったくらいだったけど、強制的に茶の間オタクになってしまった。茶の間でも好きを維持していられるキスマイを好きでよかったなと思う。現場行きたいけど。年が明けたら、ここ十年ほど(……。)わたしがいちばん張り切る現場である、TEAM NACSの本公演のチケ取りがはじまる。この感じでどこまで頑張れるのかなあ。

最後に、半数の座席の劇場は、めちゃくちゃ快適だということは、絶対に書き残しておきたい。客がちゃんと無言なのもいい。というか、公演中の私語はなくて当然のはずなんですけどね!?