かくれが

とあるスマオタの備忘録

最近のSMAP

うだうだと、思いつくままに。
いつ気づいたのかはもう覚えていないけれど、香取さんはSMAPが産んだ、最強のアイドルサイボーグである。言い切っちゃう。

たとえば、中居さんという人は、経験からの計算力と天性の直感の合わせ技で、最適になるべく近い答えを出す人だと思うのですが、香取さんは最初から最適解で動くことができる。理想的な虚構を、自然に生み出すことができる、稀有なひとだ。しかも、後天的に、そう育ってきていて、それは最初から当人が望んで、そう生きてきたわけでもないと思う。じゃあなんでそう育ったって、あたしらがそういうアイドルを要求していたからで、生まれてから今までの時間のうち、もう7割もSMAPとして生きてるあの人は、それが必然だったのかもしれないが、わたしはやっぱりときどきつらい。わたしたちが要求した、理想的アイドルとして生きてるひとを、わたしがかわいそうなんて思うのは、傲慢でしかないと思うので、そう受け取らないように努めているけど、いいともグランドフィナーレにおいて、らしからぬ姿で自分の気持ちをまくしたてたあの人は、すごくかわいそうだった。でも、「慎吾ちゃんかわいそう!」と、茶の間の大多数に思わせてしまうところこそが、アイドルサイボーグなのかもしれなくて、とにかくあの慎吾は、わたしの抱える闇をついてくるので、とてもしんどい。このひとにこれだけさせておいて、わたしが慎吾に返せるものが、なにもない。それにいつも絶望する。応援したって、金を使ったって、それでどんどんとサイボーグが強化されてくだけだ。つらい。でもつらいなんて傲慢。

そんなときに、相変わらず殺し屋のごとき顔で、あの場を仕切る中居の姿は、わたしをすごく落ち着かせてくれる。まあ、中居もふらふらしてた。いつもの殺し屋のほうの中居と、そうじゃない中居と。そうじゃないほうの中居というのは、でもよく知ってる中居でもある。終わることが怖い中居。だから終わらせないために生きてる中居。SMAPが5人になったときに、私はもうSMAPは近い将来なくなるんだという覚悟をした。終わるんだと。「中居が涙を見せるのは、スイカと森とベストフレンド」なんて言われてましたが、去年5人旅ベストフレンドの涙を見せてもらっててよかった。あれがあったから、いいともで泣いてる中居を観ても、わたし死ななかった。あれは、圧倒的に現在のSMAPと中居を肯定する涙だから。肯定されていたい。否定されたら、あの日終わってしまったことになる気がする。

何かを好きでいることは、楽しいことばかりではなくて、そのせいで情緒不安定に追い込まれたりもするけど、中居はいつの間にか、私を安定した気持ちにさせてくれる存在になっている気がする。信頼してるというか、依存してる気もする。やだなあ、わたしすごい中居が好きみたいじゃないですか(笑)。

あと、この何ヶ月か、きむらちゃんかっこよくて、ガチで胸が苦しいんだけど、髪型のせいかとおもってたら、短髪だってかっこいいよ……。このひと永遠に若いままなのかと思い始めたこの数年でしたが、ごく最近ちょっと老けたよね? たぶん、そのかんじが、私の何かを揺り動かしてる。かっこいい……SMAPを好きになって以来いちばん、木村かっこいいと思ってるね。

ココカラが、めっちゃ好きです。SMAPが好きです。