かくれが

とあるスマオタの備忘録

まばゆい光に飛んでいけ

毎回但し書きすんのだせえと思うんですが、無駄に長文を書いてしまったので、無駄に読ませてしまわないように。読んでも別になにもいいことない、わたしの気持ちの記録です。

少し以前の話をします。昨年の1月18日、あのスマスマが放送された日。その日のことはいっそあまり覚えていないし、ここに書いた文章も今読み返すと、自分のようなそうでないような。その翌日の19日、安田さんの主演映画の試写会で、よろよろと新宿に行ったのだが、街並みが本当に灰色に見えて、びっくりした。でも、舞台挨拶の安田さんはかっこよかったので、ちょっとほっとした(笑)。話が少し逸れるが、わたしはいつもあの人に本当に救われている……。世界に絶望すると視界が灰色になるのは本当だったし、それでもキラキラして見えるものもあるらしいと知った日。

それから、8月14日。未明に解散が発表され、ちょっとだけ寝て、コミケに行った。島本和彦先生のシンゴジラの同人誌を買いに。コミケって、入場するまでに外でめっちゃ並ぶんですよ。ひとりで、でも大勢の中で、ビッグサイトの駐車場の列にいて、見上げた空がものすごく広かった。

そんな2016年が終わる日、12月31日。サムガ最終回を聞いて、布団かぶって泣いた。わーっと泣いた。世界は灰色通り越して真っ暗になった。いや、布団かぶってるから、真っ暗だったんですけども。このツイートはすごい物騒だけど、このあとわんわん泣いて、年が明ける頃にはお雑煮を食べ、2017年は誰かへの悪意に苦しむでなく、けっこうちゃんと生きてるので、中居の言うことはちゃんと聞くわたしえらいなあ、と思う(笑)。

2016年に見た、この3つの景色が、すごくすごく記憶に残っている。見たというか、感じたんだろうなあ。中でも、夏の空をことあるごとに思い出していた。

今年の話をします。6月と9月上旬の話は少し前の記事に書いたとおり。付け加えるなら、freebirdをイメージして、青空の絵を書いたりしていた。一応、絵を書くのが趣味です。去年、ほんとに書けなくなってたけど、今年はちょっと元気になったので書けるのが嬉しかった。

そして、9月22日。少し夜更かしをしてPC作業をし、作業が終わらないけど寝ないわけにもいかないので、片付けて、寝る準備をし、布団に入って、ちょっとスマホを見たら、青空、「新しい地図」ができていた。

あれから1ヶ月半、毎日もうめくるめく新しい世界。眩しい。毎日普通に楽しみにできることがあるってすごい。やっとわたしたちのSMAPが(半分くらい)戻ってきた。世界が灰色になってから長かった。でもたぶん、その間も空は青かったはずなんだよな。去年の夏にぜんぶ諦めたときも、青かったもん。毎日ちゃんと青く見えるようになって嬉しい。きっと、残り半分も青い。そういう風に考えられるようになってよかった。

明日から「72時間ホンネテレビ」です。どのくらいちゃんと見られるだろう。むかーしむかし、レコのない時代に、24時間テレビや、カウントダウン番組を追ってた気持ちを、ちょっと思い出す。