かくれが

とあるスマオタの備忘録

OOPARTS「CUT」 20日マチネ

98年の最終公演のビデオを、わりとなりふりかまわず手に入れたのに、一年くらい寝かせっぱなしのもったいながりなのですが、それ以外からも察せられる、鈴井さんの作られるもののテイスト、そのままのお芝居でした。いや、思ってたよりは、やわらかかったかもしれない。もっととんがったものが出てくる気がして、身構えていたのですが。お話そのものより、凝った演出がとても楽しかった。セットとか、照明とか。幸いなことにというかなんというか、最前列だったので、舞台全体を見渡せなかったのが、少し残念。その分、役者さんの表情などは、真近で楽しませていただいたのですが。開演前からなにかあるぞ! という、公式ネタバレに従って、早めに着席していたのですが、ほんと楽しかったなあ、開演前演出。お話については、ちょっと保留。というか、考え続けるように、宿題を出されてしまった気がします。鈴井貴之という方は、なんとも痛々しくて美しい方だと思いますが、そのままそんなお話でした。っていうか、かっこよかったごろんごろん。うかじーもかっこよかった……。あとね!増沢さんがすごく久しぶりに拝見したけど、もう可憐で可憐で!!…と、身も蓋もないミーハー感想で締めます。