かくれが

とあるスマオタの備忘録

SPEC #7

6話とノベライズとごっちゃで。海野先生のことを考えてるだけで時間が過ぎるので、誰か責任とってもらいたい……。いやもう回想されただけで、苦しくて苦しくて。これ見よがしに持ってた扇子をああされるとか、あざといにもほどがある。つらい。とりあえず生きてるけど、和やかにステーキとか怖いってば。6話の瀬文との会話は、ノベライズの雰囲気でやってくれてもよかったっつーか、安田さんああいうの得意だし、あっちのほうが素直に憎めるよなあ。と、思う程度に、あのひとを憎みたい。実験的オペを繰り返してるマッドサイエンティストじゃなく、神の手に焦がれて、それを持ち得ない、逆の悪魔の力しか持てない自分が憎くて、自分で処方した病という有利をもって、難病から命を救う満足感を欲してるかわいそうな人だ。とか思いたくないわけだよ……なにこの贔屓いっぱいの解釈。スペックホルダーとして、その能力は使うけど、その用が済んだら、無関係な患者救える自信も持ってて、処方してるんじゃないかなあ。たとえば、里中さんへの切り札としての梨花ちゃんね。失敗してる最初の症例ってやつの悔恨もあって、その後は全部救えてるわけだし。当麻も瀬文も、そこらへん汲み取ってやれる人間じゃないというか、あのひとたちは汲んじゃいけない、扇子持って帰るのが精一杯だと思うので、あの作品の中では「都合がよすぎる」ことになっちゃう。あの世界では、幸福な居場所のない先生を救うことができるとしたら、神の手を持つ医者が、必ずしも幸福ではないという現実くらいだと思うんだけど、今後そこまでフォローはされませんねー。ほんとスピンオフ一本撮ってくれていいのよ。

先生のことは置いとこう、ほんと。当麻が空っぽってどういうことだろう。かわめい……いや、革命かあ。X-MENとかジョジョとか思い出すおたく脳なんですけども。その所為で、スペックホルダーはスペックホルダーとの接触によって目覚めるし、引き合ったりするような気がして、美鈴ちゃんが急にサイコメトリングできるようになったのは、先生との接触だし、ニノマエと相当の因縁がある当麻も「いただきました!」ができるのよね。「サトリます!」の元が睡眠であるように、当麻はわっさわさ餃子食べるわけですけど、同じだけ食ってるぽい地居もなんかできる……のか……。絵を盗ってったってことは、ビジョンを盗んだ、ってことかしらね。記憶操作かしら。そしたら、元彼って記憶すら、捏造かもしれないんだよね……。やだなあ、できればひとりくらい安心する人いて欲しいんですけど、当麻のそばに。あ、それが瀬文なのか。冷泉の予言が全て当たるのが大前提だから、死んだ津田さんはほんとに死んでて、将棋してる津田さんたちは、別の固体なんだよね。おたく脳(しかもぬるい)ですので、綾波しか思い浮かべられません。分身を持つスペック……でいいのかしら。怖い……このドラマほんとうっすら怖い。人的資源の取り合いが組織の目的なんだとすると、いままで出てきた組織に所属している人が、地位を持った人ばっかりだったのが、納得いく感じ。やっぱりニノマエは別なんだよなあ。組織と公安(津田)が対立してて、ニノマエをきっかけにそこに割って入ってきた当麻の未詳、巻き込まれた瀬文ってのが、今の構図なのか……。話が前後しつつサトリちゃん。ハロプロ子悪魔ロリータ美少女。いいなあ、あざとい。このドラマのこういうとこ大好きだ。それにAKB読経で対抗するとこは、まあ嫌いじゃない(笑)。重たくならずに、怖さを作るの、すごいなあ。今まで出てきたスペックとしては、冷泉に匹敵する最強能力なんだと思うけど、そこに当麻の能力足して、裏をかくという、能力バトルっぽさが増してきて、すっげわくてかする(おたくですから!)。それと同時に、スペックホルダーの陰も増すというか……ここで冷泉に先生重ねるのずるいよね……。死ぬのかなあ、冷泉。元詐欺師って設定もあざとい。それにしても怖いね。ニノマエ家が平穏なだけに。それにしてもすごい表札である。あれ。今思い出したけど、ニノマエってなんで梨花ちゃんのカルテから、里中さんち調べてたのかしら。やっぱ組織の人なのかなあ。

今度、アレンジバージョンまとめたやつも出るけど、テレビサイズオンリーだそうなので、フルもいるし。聞きなれた英語バージョンのほうがしっくりくるけど、日本語もそのうち慣れるじゃろ。