かくれが

とあるスマオタの備忘録

劇場版 ATARU -THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐

舞台挨拶取れなかったし、なんやかんやあって中継も行けなかったけど、初日から。おもしろかったです。なんか、これで終わりっぽく言ってるけど、ぜんぜん終わってないなあ。いや、話がオチてないというのではなくて、これからのチョコザイがどう生きるのかが、すごく気になる。ああ、そうだ! ユニバのアトラクションも、映画観てからのがぜったいおもしろいじゃんかー! 開催中にユニバに行ける人は、ぜひとも映画観て行ってください。わたしはもっかい行く余裕はさすがにないかなあ。手型展示も見たいんだけど。

ネタバレを避けた話がぜんぜん書けないので、以下まったく配慮のない感想。
アタルとマドカの、かわいそうできれいな恋物語。もー、ね。直球で。そら泣くよ! TVスペシャルで、振られた印象のとおりで、悪く言えばなんも変わったことが起きてないっていうのかもしれないけど、それをすごく正面から丁寧にやってて、ぐっときました。絶対わかるじゃないですか、マドカ死ぬんだろうな、って。それをちゃんとやりきってるのすごいなあ。キャラ設定や、コメディ的な部分なんかで、すごく奇をてらう反面、お話がど正面というのは、TVシリーズからずっと、ATARUのいいとこなのかなーと思います。

不満っつーわけでもないんだけど、違和感としては、マドカに関してがそうやってきれいにハマってる反面、トリオがテレビでおさまってた、気持ちのいい場所からずれちゃったというか。うおおおおおおお! これでシリーズ終わりとか、つらいやんけ!!! 事前にワイドショーなんかで、蛯名家の食卓で、チョコちゃんが沢さんにケチャップかけるシーンの意図を、中居さんが懇切丁寧に説明してくれるもんだから、こちとら本編もまだなのに、なんでそんなん言わはりますし。とか思ってたけど、そういうのわからないでいると、不安感でいっぱいになるとこだった。他にも、わたしが本編に感じるいくつかの「なんでよ!なんでよ!!」に、もう答えが置いてある中居さんてなんなのこわい。エンディングの「自由へ道連れ」が気持よくはまってないんだけど、つまり、日常を回復してないってことかな。マドカの恋が成就した瞬間、大人になってしまったマドカは、もう死ぬしかないし、マドカに死なれたアタルは、これまでと変わらざるを得ない。じゃあ、沢舞は? ラリーは? みたいな答えが、どこにもないんだよう。猪口家が揃うシーンもないので、なんかもう不安で不安でたまらないまま放り出されてる感じが! つらい!!

とりあえず、あと何回か観て来る……!