かくれが

とあるスマオタの備忘録

らくごえいが

http://rakugo-eiga.com/

先日、試写を拝見する機会に恵まれたんですけども、どこまで書いていいのかなあ……ネタバレの範囲がわからない。おもしろかったです! とだけ書いて、一応畳んで置きます。
落語をテーマにした、3本の短編のオムニバス。きっかけは、もちろん安田さんなんですが、ほんと素直におもしろかったです。落語のお話を、現代に置き換えて、映画的なストーリー仕立てにしたものを、3本なんだと思っていたんですが、「らくご」「えいが」なんですね。映画。この仕掛けがおもしろかったなあ。なにより、安田さんが、久しぶりにど真ん中はいった! って感じ。わたしのど真ん中ね(笑)。好きです、こういう感じ。FBなどで公開されてるメインビジュアルとかから期待してたとおりで、いやほんといいもの見た……山田様も素敵……。3本の中で、この「ライフレート」がいちばん好きです。音尾くんは、音尾さんだというのを忘れてしまうような、実在を感じるひとで、しげちゃんはとてもキュートな役柄だったし、NACS さんたち目当てで観ようと思ってる方は、きっと満足なんじゃないかと思います。ちょっとだけマイナスなこと書くと、おそらく大きな売りだとは思うのですが、落語家のみなさんのインタビューがついてまして、それ自体はとても興味深いお話なんですが、本編観終わってすぐに、他者の感想をインプットされてしまうというのが、ちょっとしんどかったかな。もうちょっとひとりで噛み締めてたかったくらいの映画でした。来週、一般向けの試写もあるし、4月の公開も、それなりにいろんな映画館であるようですし、ぜひ。わたしの好きな安田さん。