かくれが

とあるスマオタの備忘録

月記ぎりぎりすべりこみ書き込み。いま、ここに書きたいことがいくつか、脳内ではわりと固まってるんだけど、書く余裕が……。10月はなんかずっと怒っていた。プラベでも仕事でも怒っていた。怒っていると、ありとあらゆるリソースが目減りしていって、すごく余裕がなくなるので、怒るの良くない。しかしこれが怒らずにいられるか!という感じだった。し、いままだ怒らずにいられないことが頻発する状況が続いていて良くない。本当に良くない。楽しく生きたい。その反動……でもないのだが、人とご飯を食べに行くというのを、わりとたくさんやった10月。いろんな人といろんなものを食べていろんなお話をした。そういうときにも、怒ってる話をしてしまうので、怒るのほんと良くない。とにかく怒ることをうまく処理していこうと思った10月である……。

余裕出たら、書きたいことを書こう。はてダが終わる年内に。

TEAM NACS 第16回公演「PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」東京後半

赤坂ACTシアター 3/29昼,30,31夜 + ライブビューイング4/1

終わったー! 楽しい舞台ではないんだけど、とにかく2ヶ月楽しかった!! わたし生きてる!! 生きる! ……と、この舞台に夢中で通って、泣いて泣いて、すっかり憑き物がおちたようになっていたわたしは、この最後のエントリを仕上げるのを忘れたまま、WOWOW放送も終わり、今週はもうDVD・BDがリリースされてしまう。雑な下書きのまま、半年近く放置してしまったのを、慌てて投稿するよ。

まずは、東京日程後半の思い出を。最終週に当日券に4回並んで、1回だけ入った。毎回ほぼ全員当選なんですけど、その日に他の用件あると、立ち見さすがに体力厳しいなあと、キャンセルしておりました。「立ち見ですがよろしいですか?」って確認してくださるの親切。お席当たってる人のほうが多い回もあるのに、なかなかにヒキが悪いw その分、もうあとがないので入った前楽は、キャン待ちからのお席ご用意で、ありがたかったんですけども。初日にはこだわるけど、千秋楽はそうでもないので、ライビュがあるとチケ取りが気楽でいい。今回、ファン以外の人を数人お誘いしたというか、ライビュならお安めだしぜんぜん取れるから、チケット取っとくので観て!と、観てもらえて嬉しい。こういう場合千秋楽だともう、気に入ってもらっても観てもらう機会がないので、わがままとは思いますが、中日あたりにも1回ご用意願えないだろうか。

人が生きて死ぬ。それだけの、それだけだからこその強い強い情景だったこの舞台。新幹線に飛び乗った初日大阪から、赤坂の桜に彩られた東京公演まで、忘れられない日々になった。29日のカテコで安田さんが「桜庭さんも毎年こうやって桜を見ていたのではないか」というようなことをおっしゃってたが、わたしもそんなようなことを考えながら、あの階段をのぼっていた。まったく余談だが、桜も咲き誇っているが、花粉の飛散量もすごかった赤坂。思い出の春の赤坂。2年ほど絶望を振り払えず、2016年1月より前にしか、戻りたい時間が存在しなかったんだけど、戻りたいと思えるポイントができた。この春の赤坂になら、何度でも通いたい。

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映画「愛しのアイリーン」

http://irene-movie.jp/

あんまりネタバレとか気にせず感想を書いたが、読んでも何がわかるわけでもないな……。いつもそうなるなあ、わたしの感想。まあ、自分のためのメモなので。

映画を観る前の宣伝と、わたしがこの映画から受け取ったものの乖離がすごい。「衝撃作」だとか、「観終わったあとは殴られたような」(主演談)だとか、「安田さんのファンの女性はショックを受けるんじゃないかな」(監督談)とか、どれもぜんぜんピンとこない。というか、そのへんのフレーズ、わたしはぜんぜん魅力的じゃないんですけど、実際に観た映画そのものはとても魅力的だったので、なんかもう余計なこと言わんといてくれるか!? みたいな気持ちになった(笑)。観終わったあとのわたしは、殴られもせず、やわらかいお布団に投げ出されたくらいの気持ちでした。ラストめちゃめちゃ優しい。あの荒んだ過程の果てに、このオチって、優しい以外どう受け止めるのか、わたしにはわからない。誰も幸せになってないかもしれないが、誰もが優しく、そして愛することのできる人がいる、めっちゃ優しいはなしだった。

なんかとにかく、何見ても聞いても、監督が、こんな映画女には無理みたいなことをおっしゃるが、この映画は一面、女性が好むとされているロマンス映画である……と思う。(そして、こんな感想を持つ女はこの映画の客としていらぬと思われる気がするが、まあこれはわたしの被害妄想である。)これたぶん、原作では、くっそみたいなはなし(褒め言葉)を「愛しの」なんて言っちゃうロマンチックなハッタリタイトルで、読者に喧嘩を売る意図があるんだと思うんだけど、それが更に半周しちゃって、ロマンチックな映画になってるように思う。アイリーンは坊さんには心を開くがいっしょにいられないし、まったく心を寄せられないヤクザは、ついてったらもしかすると明るい未来があったかもしれなくて、選び取ろうとした岩男のことは失っちゃうんだけどな。安田顕伊勢谷友介福士誠治から王子様を選ぶはなしですよ(※選ばない)。逆に岩男の視点でも、買ってきた嫁の無邪気で可憐なアイリーン、酸いも甘いも噛み分けたい大人フィリピーナ(わたしはこのひとが好き……)、職場の薄幸そうなシンママ、真面目メガネ女子と、いろんな恋……いや恋じゃないんだけどなー、岩男となんかしらの関係性と感情がある。どれかいっこでもうまくいってればいいんだけど、うまくいかないのもまたロマンスだと思う。

描写が直接的でえぐいのはわかる。性的な表現で年齢指定がついてる映画観たの久しぶりなんですが、この映画のセックス映像とにかくなんにもエッチじゃねえ。なんというか、なにも羨ましくならない。ポルノでもないし、TLのような性表現がある少女漫画みたいでもないセックス映像って、見たことないかもしれない。ほんとのセックス盗撮したらこうなるのかもしれないが、わたしはそういったものは見たことがない(し、見たくない……)ので、よくわからない。そういう生々しいんだか、みすぼらしいんだかなセックス表現で、なおロマンスを描いてるように見えるので、とにかく反転反転の映画である……。暴力表現の方は、地上波では見かけないレベルだけど、映画としてはそこそこかな。わたしはわりと平気だった。

だらだら書いてしまったが、斜に構えたくせのある映画ぶってるけど、ふつうにめっちゃおもしろかったですよ! ということがすごく言いたい……。優しい人たちが懸命に生きて、誰かを愛していた。いっそ「真実の愛の物語」とかだっさいキャッチフレーズつけといてくれたら……いや、それも怒ってるだろうな、わたしは(笑)。木野花すげえええええ!とか、ほかにもいろいろあるんだけど、みんな思ってるだろうから語らなくていいや(笑)。

どうでもいいが、安田さんのファンの女性として、わたしが(安田さんの役の上で)ショックを受けることって、むしろ、今をときめく吉沢亮くんの恋のライバルとして、チョコレートをあーんしてくれることのほうの気がする。えっ、そんな役回りもらえるんです!? ありがとうございます!! という衝撃。いわおさんのほうがね、やりそうな役なんですよね。わたしあんまり安田さんを観るつもりで、この映画観てなかったな。それでこそ、なのかもしれません。

さよなら、はてなダイアリー

今年のここは、月末になるたびに、書いてないいいわけをする場所になっているが、それでもインターネットにおける自分の軸足はここだと思っています。この、はてなダイアリーのはなしです。

そして、はてなダイアリーがとうとうなくなる。

id:hatenadiary:20180830:blog_unify

ID記法、何年ぶりに使っただろうか。はてダの華は、これだった時代もあった気がするんですけども。

はてなブログがリリースされてから、ぼんやりとは考えていて、はてダがなくなるときに一緒に消え去ろうかと決めてたんですけども、その間に2016年を通り過ぎ、なんというかわたしのスマオタとしてのアイデンティティの大半は、ここにあるような気がしてきたので、アイデンティティごとはてなブログに引っ越そうかなと思います。ここの記事は全残しの上で、新しいはてブロには選抜してインポートしようかな。

ここきっかけで知り合った方々もたくさんいて、今も仲良くしてもらってたり。なんだったら仕事にも繋がっていたり。他で知り合った人に、「あのはてダの人だったんですか!」なんて言われる展開も(なんと複数回)あったり。やっぱりここがわたしの根城なんだと思うんだよなあ。楽しかったことも、そして近年はむちゃくちゃ苦しかったことも、そのときそのとき、勢いよく書き残してきたので、わたし本人にはけっこう大事なものです。

結局、好きだったなあ、はてダ。

月記は守りたいって言ってんだろ……。

今年は、アタマにナックス本公演があっただけで、あとは基本的にのんびりのオタク暮らしなんですが、6月末から7月末の1ヶ月が、ペンラを振る現場が続く、賑やかな日々でした。

わたしは西武ドームが好きでして、単純に身近なので親近感が強いという、それだけなんですが、たまに野球を観に行く馴染みの場所で、キスマイコンあるのが、もう楽しみで楽しみで。好きな場所だというのはもちろん、ローラーの扱いを考えると、野外でのライブはなかなかハードルが高いキスマイさんで、野外の趣きが味わえたの、楽しかった。暑かったけどな!w むっちゃくちゃ楽しかった、というのを大前提で、また鬱々としたことを書きます。わたしは喋りたいが、人様が聞く必要のない話だと思う。

キスマイ、ツアーファイナル公演の挨拶を全公開 (1/7)

WEBでこういう記事が見られるの、いい時代ですね。文字で見ると、やはり当日現場で受け取ったのとは、違う手触りに感じられるのは、仕方ないにせよ。玉森くんが最後の方に声をつまらせたのが、すごく胸に来た。だから、次の千ちゃんも、ぶわーっと泣いちゃったんだと思うんだよな。北山くんが前日に、泣かないのがいいことみたいな話をしていて、わたしはそれはどうかと思っていたので、けっこう嬉しかった。わたしは、北山くんも含め、やせ我慢もするけど、ときには素直に泣いちゃうキスマイが好きだよ。

つまりは単純に君(たち)のこと好きなのさ……と、単純に済めばいいのだが、ここで先の記事から、北山くんのご挨拶の一部を引用します。

7周年ということで、スタッフさん、レコード会社の方々、事務所の方々、遡ればジャニーさんも、メリーさんもジュリーさんも、本当にお世話になっていて、こうしてステージに立たせていただいているんですが、何よりも、みなさんがこうして足を運んで下さることで、僕たちはこうしてライブができています。

これを聞いた瞬間、真顔になったわたし。この、わざわざジャニー社長他を名指ししてのコメントというパフォーマンスは、2016年1月に見たことがある。ジャニー社長に対しての謝罪が、スマスマで放送されるという、わけのわからないパフォーマンス。あれと同じ忠誠心を示すための行動に、わたしには見えた。わたしは、キスマイには、事務所の言うことを聞いて、飯島の写真を踏めと言われれば踏み、ジュリーの足を舐めろと言われれば舐めて(キスマイフットだけに! 足くらいは舐めよう!)、生き残って欲しいと思ってるので、キスマイがこのパフォーマンスを選んだことに不満があるわけではないのだが、相変わらずそういう体質の会社に、この人達はいるんだなあという現実は、なかなかに苦しい。

たぶん、今後も、頻繁にこういうのに直面していく中で、わたしの「キスマイが好き」って気持ちがどこまで耐えられるのかという消耗戦でしかないのが、わたしはなんでキスマイ担やってんのかと、虚しくもなる。なるんだけども、好きなのだ……。迷子のまま、今日も日々はすぎる。どうやったら楽しく、好きなものを好きでいられるんだろう。