かくれが

とあるスマオタの備忘録

地獄の日々よりはマシな今年の1月18日

1月18日がまたやってきた。嫌な記念日。2年前のこの日、いわゆる謝罪会見と言われたアレ以降のスマスマは、リアルタイム以外ほぼ観てないと思う。録画をディスクに落とそうと、レコのサムネ見てるだけで具合悪かったりしてたので、ずっと放置してたが、去年末からようやくぼちぼち焼いてる。後ろから焼いてって、いま9月くらい。地獄の日々を少しずつ辿っている。辿れるくらいは元気になりました。いま、これ書く前に、2016年1月の日記読み返してたんですけど、このときからずっと「元気になりたい」って繰り返してるんだな、わたし。

2016年1月18日の夜、わたしはごく親しい友人に、「あの人たちがこんな目に合わされるくらいなら、解散したほうがマシだ」と言って泣いた。同じように思った人は、たくさんいただろうけど、ネットでは口が裂けても言えないと思った。万一、そんな意見が大勢になったりしたら絶対にダメだ。解散した方がいいと、ファンの方から言ったら負けだ。解散してもいいとファンに思わせるために、あんなひどいこと放送させたんだと思った。が、今思うと、別にあれ、わたしらを虐めたかったわけでもなんでもないんだろうな。ずっと、ファンは、視聴者は不在なんだと思う。徹底的に蚊帳の外のままだ。なんでこんなことになったのかを知ることは、永遠にないように思う。72時間の際に、堺さんとのお話の中で、わたしがぼんやりと思い描いていた筋立ては、そんなに大きく間違っていたわけではないんだろうなあ、と思ったけど、今後もせいぜいこの程度のことしかわかんないんだろう。

2016年1月に、飯島さんは事務所を離れなければならず、きむらちゃんは残らなければならず、そのときのSMAPをどうするかが、上手くいかなかったんだろう。それだけのことが、あの事務所内では、「解散したほうがマシ」な事態を引き起こさざるを得ないのって、わたしには普通に無理だ。今まで好きだったキスマイやいくつかのグループ、何人かのタレントのことは、現状維持で好きでいたいけど、それ以外はもう目に入れない。とはいえ視界には入るので、ピントを合わせない努力をする。ちゃんと見てしまって、好きになったら、わたしが生きていけない。

ちなみに、2017年1月下旬は、HiGH&LOW一挙上映とか観に行ってた。なにか新しく好きになるもの見つけないと、生きていけないと思ってたので。実際、ハイロー大好きになって、とても楽しい1年だったが、いまのわたしはもう、なにかを好きになるのは、もうやめとこうかな、という諦観がある。好きが虚しい。いつ立ち直れるんかな、これ。

そして、2018年1月のいま、「解散したほうがマシだ」の、「マシ」が体現されている。SMAPはこの世界からなくなってしまったけど、地獄の日々はどうにか終わり、ひどいもの見せられることもない。新しい地図があって、「72」がリリースされて。事務所に残った2人も今のところきちんとその姿を見ることができている。そして5人とも、誰を悪く言うこともなく、わたしたちが受け入れがたいと思ったこの事態を肯定することもなく、でも現状を前向きに語って安心させてくれようとしているのを感じる。現実には裏切られたけど、未だにメンバーには裏切られたとは思っていないのは、幸せなことなのではないかと思う。でも、わたしのSMAPが好きな気持ちは、もうどこにも行き場がない。

元気になりたい。今日からきむらちゃんのドラマ。