かくれが

とあるスマオタの備忘録

YOSHIO における赤飯

キーアイテムの、赤飯のこと。すごく唐突感あるんだけど、ようやく意味がわかったよう!

あれ、つまり、赤飯=キスマイで、豆=ニューメンバーという異分子であるよしおなんですね。赤飯から豆を取り除き続ける北山が、その豆を藤ヶ谷に食わせるのって、その自分が認められない異分子を、藤ヶ谷に託すんだか押し付けるんだかしてるわけで、だから北山を助けだすのは藤ヶ谷で、それによって「豆を食べる」と約束する=よしおを受け入れるってことになるわけだ。中盤、よしおくんをメンバーにいれてあげようよ!って流れになってからは、豆=異分子=北山であり、北山が締め上げられてから出てくるごま塩は、赤飯にはつきもので、それを持ってくる宮田は、最初に北山の残した豆を食べようとしてるひとで、北山(豆)と藤ヶ谷たち(飯)を赤飯たらしめるアイテムなわけですな……。しかし、藤ヶ谷は豆を食べるという北山に、「無理すんな」って言うことによって、赤飯=キスマイに戻る、と。

気づいてみると、単純なことのような気がするんだけど、北山が藤ヶ谷に豆を食べさせるとか、その後ろでずっとお掃除してる横尾がすごくよこーさんだとか、おくち開けて待ってる宮田かわいい! だとかに気を取られて、気づいてなかったのが悔しかったので、書いておく(笑)。検索してみたけど、同じ事言ってるひとあんま見つからないし……というか、そんなに一生懸命観るものの気がしないんですよね、これ(笑)。だから、このちょっとしたギミックに気づかないというか、仕込まれてると思わなかったというか。わたしはどうしても北山寄りの見方してるので、もっとじっくり観れば、玉森だけが「見える人」であることとか、ゾンビになっちゃう3人の人選とかにも、意味あるんだろうなあ。意外と、というのはまあ失礼な話ではありますが、いいものだ、YOSHIO。