かくれが

とあるスマオタの備忘録

滝沢歌舞伎 10th Anniversary

生観劇は初の滝沢歌舞伎。すごいねー! すごいよねー!!! ほんと、死ぬまでに1回くらいは、じゃにおた以外もみんな観た方がいいよ。雑誌インタなんかで、「テレビでは見られないかっこいい北山宏光」がやたらアピールされてた気がするんですが、わたしはテレビで虫食ってるの見てても、北山さん今日もかっこいいかわいい! って、心から思ってるし、演舞場で見る北山くんもかっこよくてかわいくて、わたしの大好きないつもの北山くんでした。違わないよ。かわいくてかっこいい! 鳥さんちょうかわいかったな……お気に入り。わたしはとにかく踊ってる北山さんから目が離せないのですが、それと同じくらい書道に見入ってしまった。なんであんな見たくなるんだあれ。ダンスもほんと素敵だったよー。こんなにお上手だっけ!? って思ってしまったくらいなんですが、あれ北山さんのためのダンス作ってもらってるからなのかなあ。他にも、北山くんのためのものがたくさん用意されてて、滝様はさすがだなあ。滝様ご自身は、そりゃあもうお見事でしたとも。今回、アニバーサリーでさらにいろんなものてんこもり仕様なので、エンターテイメント性がいっそう強くて、「お芝居」としてはちょっと食い足りないかな? って面もあるのですが、お七の芝居とか、美しくて恐ろしくて、鳥肌たっちゃった。ほんとさすがでらっしゃる。藪ちゃん……って、普段あんまり呼んでないんですけども、なんだかいろいろ懐かしい藪ちゃんを見て、ここ数日ちゃん呼び。なんだろね、懐古っぽい感じとも違うんですけど、外の世界と違う時間が流れていた気がする演舞場。出てないのに「北山のシンメ」としての存在感が色濃い藤ヶ谷さんとか。だからきっと、あそこには、わたしがきちんと見ていなかった、あの頃の北山さんがいたんだと思う。それはやっぱり、今と同じ、かわいくてかっこいい北山さんでした。