かくれが

とあるスマオタの備忘録

舞台「あんちゃん」

https://www.anchan-stage.com/

6月30日マチネ観劇。あいにくのお天気、そしてわたしは久しぶりにスマホを忘れて外出してしまい、めちゃめちゃ狼狽えた。数年ぶりのグローブ座に地図なしでちゃんとたどり着いただけでよしとしたい。

あらすじがわかった時点で、そんな気はしていたが、失踪してた父が亡くなってから3年のわたしには、自分と重なる点が多々あって、芝居観るより自分の気持ちの整理に忙しい。北山くんの久しぶりの役者仕事、という観点からは、複数回観たい気持ちがあったのだが、いやいや無理だってば。舞台上で吐露される登場人物の感情は、わたしがかつて持ってたものや、今も持ってるものや、身内からぶつけられたことにより、現在も問題としてくすぶってるものだったりするので、いやいやいや、こんなん舞台の感想つーより、わたしの内面の問題の告白にしかならないなあ。

ということで、舞台そのもののことは割愛して、北山くんの話をします。普段、北山くんの頑丈そうなところが好きで、それが急にふっとすごくか弱く見える瞬間があるのにきゅんとしたりしていますが、そういう印象をうまく活かしてくれる役だったなあ。以前から思っているけども、北山くんはお芝居が丁寧。役者さんとしては、きっちり、あるべき姿で、板の上に立ってる人だ。なんでもできるタイプ。今後もいろんなお仕事見たい。この舞台関連のインタビューで、新感線あきらめてないっぽいのわかって、ちょっと嬉しかった。以前は、わたしはその北山くんにはあんまり興味ないなあ……と思っていたが、今はそういう未来も楽しみに思う。