かくれが

とあるスマオタの備忘録

解散発表から一年

ちょうど一年たったし、なにか少し書こうと思う。SMAPの話を書くわけではない。わたしの話です。ここに書いてるのは、これ以外だってみんな、わたしの話でしかないのだが。

一年前はまあずいぶんと怒っていたわたしですが、その後の365日、浮いたり沈んだりしつつ、2017年に入ってしばらくは、本当に生きてるだけで褒めてほしいくらいだった気がする。なんつーか、2016年後半から、記憶が薄い。いきるのしんどい。しんどかった。いまはようやく元気になったなーと思う。明確に気持ちが上向いたのは、6月の3人の退所報道。

ひとさまにはわかりにくいかなとも思いますが、事務所から追い出されて干される方が、事務所の中で飼い殺しにされるよりマシだと、わたしは感じてるんですな。実際に今後どうなるのか、いまもわからないけど、いまの状況見たって、残った方が良いと思える部分って、べつに見当たらないので、これでいいと思う。なにより、彼らがなにがしかを決断したと思えたので、わたしは嬉しかった。残る決断も、辞める決断も。2016年からの状況は、ずっと「追い込まれた」ようにしか見えなかった。つーか、退所コメントだって、なぜかジャニーじいさんが出してるんだけど、なんかこういうとこが信用できねえっつーんだよ。じーさんの愉快なコメント聞かせといたらええやろ、みたいな。いや、ええけど。もうなんでもええけど。

この「もうなんでもええわ」が、いまのわたしの心境かなあ、と思う。お前ら(漠然)の言うこともやることも、もうなんでもええ。それはSMAPのことじゃないから。わたしはとりあえず心身ともに健康を取り戻し、あの5人がやりたいお仕事をできるように、「世間」を構成するひとりとして、なにかできるように待ち構えるしかない。普通に元気に生きて、テレビを見ては番組存続を願うご意見のおはがきをテレビ局に送り、ラジオを聞いてはメッセージをしたためてラジオ局に送り、CDを買い、でもまだ曲を聞く元気はないので、それを取り戻せるように頑張ろうと思う。

最近ようやく、本当に、寂しくなったよ。寂しいと思うこともできなかったよ。SMAPのいない世界寂しい。